透湿防水性素材【GORE-TEX等】クリーニング
【透湿防水性素材とは】
『水を通さず、湿気は通す』
ゴアテックスに代表されるこの素材は、合成樹脂で貼り合わせて製造されています。
丈夫で長持ちする素材ですが、汚れた状態では急速に劣化することも。
当店では長年の経験にもとづき、長持ちさせるための最適なクリーニングをいたします。
【クリーニングの流れ】
◆受付・検品
・メンブレン(透湿防水フィルム)、シームテープなどの状態確認
・製造年や購入時期のヒアリング、ケアラベル(洗濯表示)の確認
◆クリーニング
・ダメージを抑えながら専用洗剤で水洗い
・衣類への熱負荷を避けて乾燥
◆仕上げ
・低温プレス仕上げにより、生地本来の撥水性能を回復
・通気性を保つ不織布カバーで包装
【クリーニング料金】
・ブルゾン(ジャケット丈) ¥1,980~
・厚手ブルゾン ¥2,310~
・コート ¥2,805~
・ダウンジャケット ¥3,630~
・スノーグローブ ¥1,155~
ゴアテックスなどの透湿防水性素材の製品は『水洗い料金』となります。
(水洗い料金:通常料金に+50%)
【撥水加工】
透湿防水性素材の生地には本来、水をはじく性能が備わっています。
しかしながら、着用時のスレ、メンブレンやシームテープの劣化により性能が低下します。
性能の低下を感じたら、撥水加工をオススメします。
・撥水加工【大】 (コート、ワンピース等) +880円
・撥水加工【中】 (ジャケット、パンツ等) +660円
・撥水加工【小物】(スノーグローブ等) +440円
【家庭でのお手入れ】
透湿防水性素材を使用した製品は、汚れにとても弱いです。
目に見えない汚れ(皮脂、ホコリ、焚火のけむり等)が湿気をおびて、合成樹脂の加水分解を引き起こします。
加水分解がすすむと、生地のベタつきやシームテープの剥がれにつながります。
汚れたままにしておかない為に、家庭でのお手入れも有効です。
[Step1]
・洗濯表示で水洗い可能か確認。
・洗う前にファスナーやポケットは閉じ、ストラップ等はしまう。
[Step2]
・洗剤は「液体洗剤」を少量で。
・粉末洗剤、漂白剤、柔軟剤、しみ抜き剤等の使用は避ける。
・低温で洗濯、すすぎはしっかり2回、脱水は短時間。
[Step3]
・水がしたたる程度の脱水後、風通しの良い日陰で乾燥。
・高温の乾燥機使用は避ける。
・アイロンをかける場合は低温、あて布使用。
たくさんのお問い合わせをいただいております。
その他、ご相談だけでも承ります。